平成30年5月10日に東京ビッグサイトで開催された「2018 Japan IT Week 春」に行って参りました。
今回の展示会はソフトウェアやアプリの開発、モバイル活用、情報セキュリティなどの分野の展示が集まっており、前回行った「第2回AI・人工知能EXPO」よりも規模が大きく、来場者の数も会場内の通路で渋滞が発生するほどの多さでした。
こちらは今回の展示会で一番気になった展示物である、アドバンスト・メディア様が開発した音声認識議事録作成プラットフォームサービス「Ami Voice スーパーミーティングメモ」です。
このサービスはアドバンスト・メディア様が得意としている音声認識の技術を用いて、人が話した声を文字にして記録し議事録を作成することができるサービスです。議事録と一緒に音声も保存できるため、トラブルが発生した際にはこの議事録が証拠になり会議で揉めることがなくなるのでとても便利なサービスであると関心しました。
ピーディーシー株式会社様のブースでは施設案内や店舗案内を自動応答できる会話型デジタルサイネージ「OneGATE AI」が展示されていました。このAIサービスは音声入力ボタンを押しながら話しかけて検索をします。言語は日本語、英語、中国語の3ヶ国語に対応しており、質問に答えられない場合にはタッチパネル施設案内に自動で切り替えて対応します。実際に使用させていただきましたが、音声入力では自分の質問に対しての返答がしっかりできており会話も自然な感じでかなり人間に近い応対ができていました。
ソニービジネスソリューション様のブースに展示されていたデジタルペーパー「DPT-CP1」です。実際に使用させていただきましたが、重さがとても軽く自分のタブレット端末よりも軽かったのは驚きました。書き心地も滑らかで手帳に書くのと同じ感覚で端末に文字を書き込めるのがすばらしいと感じました。
この他にも「2018 Japan IT Week春」では様々な展示がありました。
今回の展示会はブースの数がとても多く、すべてのブースを見ることができませんでしたので来年も参加したいです。
各企業の最新技術を見学したり体験することで、普段の業務では見ることができない様々なIT製品に触れることができたので良い経験になりました。