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平成30年度講習会(2月)

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平成31年2月15日(金)、講師に織原様をお招きして鉄道講習会が開かれました。

続き

まず話題となったのは、前回も話題に上がった鉄道の自動運転ついてでした。
ヨーロッパにおける鉄道の自動運転の現状についての資料を参照しながら、
国際規格上の自動運転の定義、システム構成、今後にむけた課題などを
みていきました。
自動運転導入の動機として、運転士の削減によるコスト削減だけではなく、
自動運転化による輸送需要変動への対応の容易さも大きいようです。


次に話題となったのは、無線式列車制御(CBTC)についてでした。
このシステムは、東京メトロ丸の内線に導入予定となっており、
現在試験運転が進められています。
無線通信導入による効果として、移動閉塞制御の採用による
遅延回復の向上効果が想定されています。
課題としては、安定した運行のための無線通信の安全性の向上が求められています。
また、丸の内線以外の路線への展開に向けて、異なるシステムを保有する
事業者との相互直通運転を想定した仕様作成が進められています。
同様の技術として無線式ATCが、和歌山線への導入予定となっていることが
あわせて紹介されました。


次回の講習会も、どのような話題があがるか楽しみです。
織原様、今回もありがとうございました。

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