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脱炭素経営EXPO

2021年9月29日、東京ビックサイト 青梅展示棟で行われた「脱炭素経営EXPO」に行って参りました。
展示会の中で、印象に残った東光高岳さんのブースの内容を紹介します。

続き
東光高岳さんは、EVソリューションの紹介をしていました。
EV(電気自動車)の普及率は現在そこまで高くはありませんが、各国で2030年には、新車の50%をEVにするという目標があり、純ガソリン車は禁止にするという国まであります。
日本では、東京都知事が2030年には、都内におけるガソリン車の販売をゼロにするという目標を宣言しています。
そんな中、EVの普及で問題となっているのが、インフラ整備です。EVといってもガソリン車と同じようにエネルギーを補給しなければいけません。

EVの充電には急速充電器が使用されます。
通常のガソリン車と同じように短時間で充電するための装置です。急速充電器は、高速道路のSAやPA、コンビニエンスストア、道の駅に設置されています。
東光高岳さんの急速充電器は国内でも多くのシェアを獲得しており、3000台以上の国内販売実績があるそうです。
東光高岳さんはEV車の普及率の増加や時代背景に合わせ、さまざまなニーズに対応した充電器を開発予定だそうです。
EV車であればどこでも充電できるくらいが理想です。
電気で動くなら、わざわざガソリンスタンドまで行く必要もなく、自宅で充電できればそれでいいわけです。
しかし、現状では充電器スペースや価格、住んでる場所の都合などがあり、誰でも気軽にというわけにはいきません。

今回の展示会では、開発予定の2つの充電器を紹介していました。
一つ目は集合住宅向けの充電器です。
電気自動車には、二つの充電方法があり、普通充電と急速充電があります。
二つの充電方法ではそれぞれ充電器が異なり、普通充電器と急速充電器があります。
普通充電は駐車場、自宅等のプライベートエリアで車を使わない時間帯に充電を行いたい場合に使用します。
急速充電は高速道路のSA、PA等のパブリックエリアですぐに充電を行いたい場合に使用します。
しかし集合住宅では、複数の充電器を設置する必要がある上に電力の管理が難しいです。
そのため、複数台への充電が可能なコンセントタイプの充電器を開発されているそうです。
また、東光高岳さんは遠隔で充電管理が可能なコントローラーを開発されているため、マンション世帯であっても充電がスムーズに行えることが期待されます。
二つ目は中速充電器の企画です。
普通充電器、急速充電器とありますが、早い、遅いの2択です。
また急速充電器はどこにでもあるわけではありません。
そこで早すぎず、遅すぎずの中速充電器を開発予定だそうです。
中速充電器については企画段階ということで詳しいご説明はありませんでしたが、プライベートエリア向けなのか、パブリックエリアに設置されるのか気になりました。

その他、たくさんの企業が出展されており、脱炭素社会に向けてのソリューションを紹介していました。
さまざまな企業に対して興味を持つことができる良い機会でしたので、是非また参加してみたいです。

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