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NexTech Week 2023【春】

2023年5月10日、東京ビッグサイトで行われた「NexTech Week 2023【春】」に行って参りました。

続き


(玉木)

AI・人工知能を用いた展示の中で、株式会社トゥモロー・ネット様のブースの内容を紹介します。

トゥモロー・ネット様は、ボイスボット(音声対話AI)とチャットボット(テキスト対話AI)を用いた
最新のナビゲーション型対話AI「CAT.AI(キャットエーアイ)」を紹介されていました。
展示では、「レストラン予約」と「家電修理受付」のシーンでこのサービスを利用したデモを行っていただきました。
初めにお店や業者にスマホで電話を掛けるとボイスボットが対応し、
いわゆる音声案内で行うような10キーによる操作はボイスボットの会話のスピードを変えるための操作のみで、
他の重要な操作は人間が対応するときと同じようにユーザーの肉声で行っていました。
また、通話を繋ぎながらSMSに誘導し、レストランの予約状況やメニューを表示したり、
逆にユーザー側からカメラ機能で家電製品の故障状況を写真で送ったり、修理依頼書を作成するなど、
文字入力を含む全てを肉声による対話で可能にしていました。

全体を通して「ブロックチェーン」「NFT」「WEB3」といったキーワードをつかむことができました。
出展されていた企業様の多くがこのキーワードを取り上げていて、これらを改めて認識することができたということが
今回の展示会での収穫になったと考えています。


(古畑)

ブロックチェーンEXPOで、株式会社ピー・アール・オー様からブロックチェーン技術についてお話をお伺いしてきました。

ブロックチェーン技術のイメージとしては、1つのデータを10個にコピーし、
10個のすべてのデータが一致すれば本物、1つでも違えば偽物という判断を行うことでデータの信憑性を保つ
というイメージです。
この技術を主に使用しているのが「ビットコイン」で、偽造されることのない通貨として取引が行われています。 

現在この技術が「ビットコインのもの」だという認識が強くなじみがないと思われていますが、
企業や個人のデータ管理に対しても強力な力を発揮する技術となっております。
ブロックチェーンは耐改ざん性があると同時に、1つのサーバーを全員が同時にアクセスできる様になっているため、
従来の技術より素早く信憑性の高いデータをやり取りすることができます。
1度上げたデータの修正や削除が難しいという欠点はありますが、それ以上のリターンが見込めることで
導入を考えている企業も少なくないそうです。

ブロックチェーン技術はデータの信頼を保つことに対して強い点が魅力であると同時に、
SNSのように一度間違えた情報を載せたとしても修正することが難しいという欠点も存在しております。
それらを運用方法で対策したり、不可侵なものとしてショッピングの取引に運用したりと対策している企業も多く、
今後注目をより集めていく技術になるのではないかと感じました。


(益田)

株式会社マツモト様の「shinoVi」について紹介します。

「shinoVi」は海外進出を考えている、日本のクリエーター向けのNFTマーケットプレイスです。
NFTとは「Non Fungible Token(非代替性トークン)」の略で、
他のデジタルデータと識別可能なブロックチェーンで管理された、唯一無二の本物のであるという資産性・固有性を
有することが証明されたデジタルデータのことです。
これまでコピーされたデータは各々同じものという扱いでしたが、データ管理にブロックチェーン技術を活用することで
持ち主を特定できるようになり、各々のデータが固有であることが証明され希少価値を生むことが出来ました。
「shinoVi」では、データを難しい手続きなく、ボタン1つでNFT化して販売をすることができます。

今回の展示会で、AIやブロックチェーンなどの分からなかった技術についてどのように使われているかを知ることが出来ました。
NFTは日本国内でも大手企業による参入や個人利用する人が増えているなど、盛り上がっている分野なので、
今後どのように使われて、どう発展していくのか注目していきたいと思います。

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