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将棋講座

前回のコウに引き続き、コウの説明をさせていただきます。

続き

コウは、将棋で言う「千日手」や、チェスの「スリーフォールド・レピティション 」
のような、ゲーム中に無限ループを発生させないためのルールである、ということを
前回の記事のはじめの方で説明しました。

じゃあ、囲碁はコウのルールがあるから無限ループしないんだ!完璧だ!
やはり、将棋やチェスとはゲームとしての格が違った!
という訳ではないんです。。。

コウというルールがあっても無限ループは発生します。
どんな時に発生してしまうかというと
「コウが3箇所以上で発生した場合」無限ループになります。
(どうして無限ループになるかは眠く長くなるので割愛します。)

たとえば下の写真は3つコウがあります。

ファイル 341-1.jpg

このようなコウが3箇所以上で発生した状態を「三コウ」といいます。

囲碁では「三コウ無勝負」となります。
(無勝負:勝敗をつけずに、対局をやり直すこと。引き分けとも言う。)


以上で、ルールとしての「コウ」の説明を終わります。

次回は、第8回の続きで、石の生死について書きたいと思います。

多分次回に続く。

コメント一覧

minda 2010年08月19日(木)08時32分 編集・削除

 先生お久しぶりです、長い休講でしたので囲碁のルールを忘れかけていました。(^^;特に「三コウ無勝負」など今までの応用で理解出来るのかも知れませんが何か行き成り高度になったようで戸惑っています。(^^;;

 9.5回で復習して留年しないように頑張りますので今後とも御教授の程よろしくお願い致します。