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H27年勉強会(6月)

6月19日、織原様を講師にお迎えして、『鉄道信号』に関する勉強会を開催しました。

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続き

今回のお話では、SPARCSについてのお話や、EUの登山鉄道のお話、他にもたくさんのお話をしていただきました。

私はその中でも、登山鉄道について特に興味を持ちました。

日本の登山鉄道である、箱根登山鉄道をご存じですか?
粘着式鉄道(普通鉄道)としては日本で最も急な勾配が存在している鉄道です。
この鉄道は、スイスのベルニナ鉄道(現:レーティッシュ鉄道ベルニナ線)を参考にして建設しており、その縁で姉妹鉄道の提携を結んでます。
この鉄道は勾配だけでなく、急な曲線も存在しております。
なぜ、こんなに急な角度で走っているのか、それは景観を崩さないためです。
なるべく景観を損なわないようにと建設した結果、このような鉄道が出来上がりました。

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私は、日本の鉄道は海外よりもっと進化しているものだと思っていました。
しかし、今現在でも海外の電車には日本では使われていない素晴らしいシステムも存在しています。
今回の登山鉄道も当時の進んだ技術を使って建設され、活躍をしています。
海外の技術にももっと目を向けて学ぶ姿勢を持つことも大事だと思いました。

貴重なお話をありがとうございました。