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H28年 勉強会(5月)

2016年5月20日金曜日、第15回講読会が開かれました。
織原さまを講師にお迎えして、近日起きた新幹線、列車に関する事故や、踏切についてのお話をお聞きしました。

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続き

今年の5月4日、GWに発生した、JR東日本が運営するすべてで、
発車案内表示ができなくなるという不具合が発生したというお話をお聞きしました。
始発の案内から終日表示されない状態が続いたそうです。
後日自分で調べたところ、原因が管理システムの設定値を上回るデータ処理が要求されたため、
システムがダウンしたとのことです。

踏切については、車両側に遮断機がある「開き戸式門扉」が、
明治初期には扱われていたことをお聞きしました。
列車の通らない場合は列車側を遮断し、
列車が通るときは通路側を遮断するという方式とのことです。
海外の踏切のこともお聞きしました。
スイスの踏切には、列車の接近を知らせるものも、遮断機もない場所があるようです。

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今回の講読会で、新幹線の案内表示システムがダウンしたというお話が最も印象に残りました。
今後システムを制作していく側の人間として、このようなエラーを起こしてはいけないと、
仕事に関わる事象という角度から事故を見直すことができました。