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第2回 AI・業務自動化 EXPO 【春】

2019年5月8日、東京ビッグサイト青海展示棟,西展示場にて開催された第2回 AI・業務自動化 EXPOに行って参りました。


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続き

Deep Percept株式会社のCommunication Automationシステムでは、営業や問い合わせ対応などの顧客接点において、膨大なマニュアルの読み込みが必要な業務や属人化が発生しやすい業務にAIを活用し自動化します。
このシステムを使用した感情分析、顧客プロフィール分析では、顧客接点業務を実現しました。
例えばオペレーティングの対応中にお客様の機嫌が悪くなってしまった際には、AIがお客様の感情分析を行い、業務管理者に通達します。
その後、業務管理者からオペレーターへフォローアップし、お客様にスムーズなご案内ができるようになっています。
オペレーターのストレス削減や、お客様との良好な関係が保たれ、サービスの向上へとつながっていくと思いました。


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こちらは、アライズイノベーション株式会社のAI Readシステムです。このシステムは、AIとOCRを使用し、文字の認識を行います。
OCRとは、手書きや印刷された文字を、スキャナやデジタルカメラによって読みとり、コンピュータが利用できるデジタルの文字コードに変換する技術のことです。
手書き等の文字をAI Readシステムで読み取りし、それをデータ化します。
データ化したものを必要に応じ抽出、フォーマッドの違う書類への書き込みにも対応しています。
今まで人が膨大な量の情報からデータを探し、手で打ち込んでいた作業を、すべてこのシステムが行うことで、作業効率が上がり、人員不足の改善につながると思いました。


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株式会社シーイーシー様のブースでドキュメント診断ツールのcleardoxが展示されていました。
cleardoxは文章内の曖昧な表現を見つけ、わかりやすい文章に書きなおすことをサポートしてくれます。
具体的に説明すると、文章一つ一つに点数をつけ、4点以上になったものに修正ポイントCheckerで明確化することで、修正箇所が一目でわかるようになっています。
私は、文章を書くのに慣れていない人でもほかの人に伝わりやすい文章に修正できるため、非常に便利な機能だと思いました。


今回は先日参加した、AI・人口知能EXPOとは異なり、どのように技術を実用化しているかという出店が多かったように感じます。

中でも多かったテーマは"人材不足の解消"です。

お掃除ロボット、音声認識で作る議事録、オペレーティングシステム、書類などのデータ抽出など、繰り返しの作業や速さが求められる仕事では、AIの導入が盛んです。

どのような視点で開発を行っているのかとても勉強になりました。

また機会がありましたら参加したいです。

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