2日目の朝食の後、寒い中出発の準備を進めていると、とても大きな霜柱を見つけました。
この霜柱が、白樺の朝の寒さを物語っています。
お世話になったアルペンドルフ白樺の皆さんにお礼を告げ、向かったのは片倉館です。
片倉館は重要文化財に指定されている温泉施設です。
片倉館では、ガイドさんの説明を聞きながら見学しました。
まず初めに会館楝で片倉館の景色についてお話を聞きました。
片倉館は、春は桜、夏は花火、秋は黄葉、冬は雪できれいに彩られます。特に秋の紅葉はあたり一面が黄色に染まることから“黄葉”と呼ばれ、とてもきれいだそうです。
残念ながら、今回は2週間ほど遅かったようで黄色く染まった景色を見ることはできませんでした。
渡り廊下を通って、浴場楝に移動してあるのが、千人風呂(大浴場)です。
千人風呂は、幅4メートル、長さ7.5メートル、深さ1.1メートルで基本立った状態で入浴するそうです。浴槽底には玉砂利が敷き詰められており、刺激が心地よいそうです。
今回は時間の都合で、千人風呂に入浴できませんでしたが、機会があればゆっくりお湯に浸かっていきたいです。
浴場楝の2階にある休憩所を抜けた先にあるバルコニーから諏訪湖を一望した後、一度解散し、自由に見学してから片倉館を後にしました。
次に向かったのが、最後の目的地、大王わさび農場です。
大王わさび農場では農場で採れたわさびを使った昼食をいただいた後、自由に散策をしました。
農場の透き通った水と緑色に広がるわさび畑がとてもきれいでした。
しかし、台風の影響なのか倒木の危険があるとのことで所々行き止まりになっていて、全部を見て回ることができず、少し残念でした。
各自お土産を買い、今回の旅行は終わりました。
黄葉のシーズンは過ぎてしまいましたが、綺麗な景色が見られ、歴史などの勉強ができたとても充実した旅行になりました。